アドフェスを終えて思う事
- nishi
- 4月22日
- 読了時間: 3分
4月19-20日の2日間、
隣町の大田原市「なかがわ水遊園」のアウトドアフェスにSUPブースで出店しておりました。
この施設は県の施設で、全国でも珍しい”淡水魚”の水族館。mizudoriでもツアーとしている那珂川の自然を模したブースや、果ては世界最大の河川アマゾンのブースがあったり。ワークショップも充実、敷地には憩いの広場もあってお子様連れにとても人気の施設。
そんな会場でのイベントともあって、SUP体験に訪れるお客様も殆どがファミリー。ここでは特にお子様だけ参加し親御さんたちは離れた陸から見学というスタイルが多かったのです。普段のツアーでは見られないこの光景がとても新鮮で、私に学びと気づきを与えてくれました。
子供たちが親に頼らない(頼れない)状況。”SUP”という未知の乗り物に乗り自分の力だけで漕ぎ進むというミッションをクリアしていくことになる子供達。その対応に個性があふれる。私たちもなるべく子供たちに一つ一つ解決して欲しいから、どうにもこうにも制御不能な時や危険な時以外は極力手を貸さず、当然、陸にいる父さん母さんは声をかけるくらいで遠くから見守るしかない。そうすると、子供達はそれぞれでなんとかしようとする。というか、そうするしかない。子供達はみんなそれぞれしっかりとした”自分”を持っていて、次第にそれが開花しそれぞれの方法で解決していく。「元気が良い」とか「恥ずかしがり屋」とかもそうだけど、「元気が良いし、どんどん色々試す子」もいれば、「元気が良い、けどただ助けを求める子」もいるし、「反射的直感的に動く子」もいれば「頭で考えてから体を動かす子」もいる。「運動が苦手だけど諦めたくないと動く子」「何度もチャレンジする子」ほんとに様々。行動のバックグラウンドに想いを馳せながら見守る。
今回はわかりやすくその様な環境に立たされた”人”の姿を垣間見たのだけれど、きっと子供に限ったことではなく大人だってみんなそうなんだろうなと。大人だからできるとか子供だからできないとかでもなく、それぞれの目線に立って物事を捉えることが出来れば世界はもっと優しいし豊かなのだろう。なんて思いながら。
「人生で必要な学びはすべて自然の中にある」
誰かの言葉なのだけれど、初めて聞いた時から私の心の中にずっと残っていて、mizudoriの一つのテーマにもなっている言葉。
SUP(時にスノーボード)というツールを通して自然と向き合う。そこから得た学びや心揺さぶる実体験が人の心に光を注ぎ、豊かさ与えられる場所でいたいなと、今年で5回目のアドフェスinなかがわ水遊園にて、改めて強く感じたmizudoriです。
いつまで経っても自然からは学ぶことがたくさんですね。
さて、
まもなくゴールデンウィークが始まります。もみじ谷は新緑かつ満水。紛れもなく春はゴールデンウィークが1番綺麗です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

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